株式会社 リンコフードシステムズ |
ユニロード
BAADER-LINCOは、25年前から生鳥ハンドリングシステムの開発と納入を行ってきました。
ユニロードは、世界中で広く使われており市場の要件に適合するように設計されています。鶏のダメージを防ぎ、ダメージによる損失を最小限にする為に独自に設計されたシステムです。
ユニロードの変遷
- 第1世代 クレート方式
- 日本の主流になっている生鳥カゴを用いた方式
- 現在でも世界中に販売しております。
- 第2世代 リンコロード方式
- 生鳥カゴを用いた自動化方式(UniLoad方式の原型)
- 第3世代 ダンピングシステム
- より自動化率を高め大規模工場向けに開発・販売
- 但し、と体へのダメージ(脚折れ、手羽折れ、皮膚への傷付き)及びゲージの破損等による問題が発生。
- 第4世代 UniLoadシステム
- ダンピングシステムの問題点を解決し、格外落ち製品の削減、動物愛護、生産性の安定、輸送コストの削減、カゴの耐久性等による損出の削減を目的に開発・販売。
- 現在、96システムを世界中のお客様に納入(UniLoadの商品化により殆どのダンピングシステムは入れ替えられました)
ユニロードの主な利点
- モジュールとドロワーを用いた完全搬送システムです。
- モジュールとドロワーの洗浄、段積み・段バラシも自動
- トラックに合わせた3種類のドロワー(鶏を収納するカゴ)サイズ
- 省力・省人・安全
- 農場での自動捕鳥とマニュアル捕鳥に対応してます。
- 農場での労力・作業環境の改善が見込めます。
- フォークリフトによりハンドリングが容易になります。
- 自動化により処理場での作業者への危険性が縮小されます。
- 荷受けサイドの省人化が可能です。
- 労働者の作業環境の改善
- CASシステムを使うことにより動物愛護、肉色と品質の安定が図れる
- 生産の安定
- ドロワーの広い開口部から直接鶏を取り出せる為に鶏やカゴへの衝撃や傷つきを防げダウングレードが防げます
- また、鳥をかけやすく空シャックルを削減出来ます。
- 一つのドロワーに従来より多くの鳥が入っているために作業者の前を通過する速度が遅く作業者は、慌てることなく安定したリズムで作業が出来ます。結果、労力の削減にもつながります(High Capacity – Slow speed)
動物愛護は、ビジネスの成功の一つの鍵です
農場からあらゆる段階で動物愛護を考慮する事は、世界的に求められる動物愛護に適応することになります。ワールドワイドなビジネスの可能性も秘めてます。
倫理的である事に加えて、肉質の低下等のダウングレードを防ぎ利益の損失も防げます。
CASシステム
CASピットシステムを使用することで、鳥のストレスレベルが下がり鶏は痛みから解放されます。
その結果、骨折・脚のねじれ・関節の脱臼・皮膚の裂傷・血痕・あざ・放血不良などの肉の品質の問題が大幅に軽減されます。
ドロワーはシステム内に移送されると、CO2濃度が徐々に増加し穏やかで制御されたプロセスに入ります。
CASシステムは、縦型と水平型の2機種があります。
CASピットシステムの利点
- 動物愛護の向上
- 鶏の傷つきが少ない
- 肉色と品質の安定
- 労働者の作業環境の改善
- コントロールシステムによるガスの消費量の削減
- システムの常時監視による異常の早期発見と修正。それによる損失の防止
リンコロード
ユニロードの元になるシステムです。リンコロードは、ユニロードよりも小さなドロワー(鶏を納めるカゴ)を使用し、集鳥から懸鳥までの生鳥の搬送システムです。 リンコロード用モジュールは、フォークリフトによって積み込む鳥の近くに配置できます。ドロワーには上から下に鳥が納められます。上部のドロワーはその下のドロワーの蓋として機能します。 ドロワーの広い開口部により迅速かつ簡単に懸鳥でき、懸鳥中の鳥のダメージを最小限に抑えます。
メリット
- 農場での迅速で簡単な積み込み
- フォークリフトによる搬送 による省力・省人
- ドロワー(生鳥カゴ)の広い開口部による迅速かつ簡単な懸鳥
- 手動と自動の双方の集鳥システムに対応
- 鳥のストレスとダメージを減らすことによる、動物愛護と肉質を改善
- バイオセキュリティを最適化するためのモジュールとドロワーの個別洗浄
クレートハンドリングシステム
現在、国内で一般的に使われている生鳥カゴを用いたシステムです。
生鳥ホームでの生鳥の積込みと輸送の自動化は、生鳥の取り扱いプロセスの効率をあげます。さらに、穏やかなクレート処理によって得られる動物愛護は、肉の品質低下を減らし利益を増やします。私たちのクレートハンドリングシステムは、生鳥ホームでの「先入れ先出し」を可能とし、鳥を懸鳥者に継続的に供給します。これにより、屠殺ラインの利用率と工場全体の稼働率が向上します。
- 省力化
- 生産性と工場の稼働率の改善
- クレートの自動洗浄
- クレートのダメージの防止と交換費用の削減